2016年12月11日の午後はリーパスプラザこがにて古賀すたいる主催のイベント「取材からインタビュー記事までのストーリーを文字と写真を使った描き方を学ぶ」の講師として話をさせてもらいました。
2年前の大学院生だった時代に糸島で大学生メンバーと一緒に制作をした冊子『二丈FUTURE』の制作から資金集め、使用方法について紹介させてもらいました。また、記事を書く上でどんな想いを取材した方からくみ取るのか、デザインをどうしていけばいいのかなども一緒に話をさせてもらいました。
糸島での取り組みについてはこちらをご参照ください。
https://itomachiene.wixsite.com/machiene
『二丈FUTURE』は地元で働く大人たちの歩みを地元の中学生に知ってもらい、自分のこれからの生き方を考えるきっかけとして、地元で働く方々に取材を行い、冊子制作のためにクラウドファンディングで資金を集め、制作をしました。
クラウドファンディングについてはこちらのサイトを参考にしてください。『二丈FUTURE』制作の想いや関わる方々の紹介しています。
今回、参加した方々には実際に『二丈FUTURE』を手に取ってもらい、気になったことなどを質問してもらいました。
どうして『二丈FUTURE』を制作することになったのか、冊子を作る際の取材の仕方や資金集め、冊子の制作で工夫したことなど、制作の過程から中学生に配るまでの出来事を質疑応答の形で応えていきました。
最後に「あなたが今、伝えたいものは何か(伝えたい人は誰か)」を考えて貰いました。
津屋崎に来てから糸島での取り組みは殆ど話していなかったので『二丈FUTURE』の制作を話すことを通じて自分の取り組みを振り返ることができました。
当日のメモ書き①
当日のメモ書き②
『二丈FUTURE』の制作は取材の協力、資金集め、デザインについてのアドバイス、制作を共に手伝ってくれる仲間など色々な人の支えなしにはできなかったものなので、本当に多くの人に応援をしてもらい、実現できたのだなとしみじみと感じました。
中々、日々の仕事や研究、出ごとなどに追われて自分自身のこれまでを振り返ることができなかったので様々な質問や意見を聴きながら当時を思い返すことができました。今回の様な機会を頂けて、お声掛け頂いた古賀すたいるの方々には感謝しています。
この制作を通じて、取材やデザイン、写真の撮り方など実践を通じて多くのことを吸収でき、今も糧となって津屋崎での取り組みに生きています。
今回の研修を通して「記事を書いてみたい」、「自分で古賀のおすすめを紹介したい」など参加した皆さんそれぞれ一歩を踏み出すきっかけになっていたようです。