2017年11月4日は半年前に話題になった「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」。このレポート制作に携わったメンバーの経産省の高橋 久美子さんをお呼びして、答えなき時代をこれからどうやって生きるか、集まった人たちと未来を語り合いながら考えました。
まずはレポートで気になったことをグループで話してもらいました。
グループで話した後は参加者からレポートで気になったことを全体に共有してもらいました。
私自身はこの会のファシリテーターとして、この企画に関わらせて頂き、20年後に叶えたい理想の未来を参加者同士で語り合うワークを行いました。
技術の発展により、働き方や暮らし方に多様な選択肢が生まれる中でどんな未来がこれから待っているのか。漠然とした不安もある中で社会の現状を捉え直しながら、それにとらわれず未来の様々な可能性の枠を拡げる試みを高橋さんはじめ参加した人たちと深めました。
「フィッシュボールというやり方」で、センターのテーブルに職種や年代も別々の代表が5名座り、20年後に叶えたい未来について語り合っているのを参加者は静観して聞きます。その後、5人の話がどうだったのか参加者同士、それぞれのグループで話し合います。
AIの話から教育、これからの社会制度などを理想の日本の姿について思い思いに出し合いながら対話を深めました。
後半は高橋さん・主催の藤田好さんと共にレポートをつくった背景やその後に起きたこと、これからやりたいことなどを聴くトークセッションを担当させて貰いました。
この時に出てきた内容です。
1人で考えると堂々巡りになったり、未来が考えられても今の現状に立ちすくんでしまうことも多い中で、国の中枢にいる人が何を考え、レポートを制作したのか。
高橋さん・藤田さんに未来の答えを聞くのではなく、未来に向かう姿勢や在り方を聴きながら、参加した方々それぞれの現場で小さな一歩を踏み出すならば何ができるのか考えてもらいました。
高橋さんのパッション(情熱)に火照らされるように会場も熱気を帯びていきました。色々な経験や考えを持つ人たちと語り合うことで、面白い未来が誰かがではなく、自分たちの手でつくれるのだと気づいて貰えた、そんな時間でした。
このような大きな舞台に前に立たせてもらったこと、この企画を実現するために一緒に活動してきた主催の「アワロケ福岡プロジェクト」のメンバーには本当に感謝しております。
50名近い参加者と一緒に最後は集合写真を撮りました。
これから自分も実現したい未来に向けて小さな一歩を積み重ねながら、ここ出会った方々と共に未来を築く行動を起こしていきます。