7月9日は母校の九州大学大学院地球社会統合科学府の学際交流カフェの授業の進行役(ファシリテーター)として呼んでいただきました。
2015年の学際交流カフェから毎年進行役・講師としてお招きして貰い、今回で4回目です。
今回は九州のインバウンドのこれからをテーマに考えました。まずは、自分の旅で居心地の良かった経験や行ってみたい場所の理由を考えて貰いながら、インバウンド(Inbound=外国人が訪れる旅行)を自分事として捉えて貰う準備体操を行いました。
その後は「インバウンドの先にある未来」ついてグループになって対話しながら、インバウンドが世界で定着した後、どんな未来を描いていきたいか、生まれるのか学部生や院生、教員で思ったことやアイディアを積み重ねていきました。
インバウンドはあくまで手段で、お互いの理解を深め国境にとらわれず、分かり合う姿勢が大事なのだと話し合いを通じて感じました。
また、津屋崎の取り組みからも受け入れ側として地域の人達と協力して取り組むうえで現場の声にどうやって耳を傾けるか、その大事さを伝えました。
この後、8月の後半に大学院生たちは武雄市でフィールドワークを行い、インバンド班としてステキな政策提言を行っています。
学際交流カフェ4回目での新たなテーマでの挑戦でした。福津市でもここに魅力を感じ、訪ねてくる人と受け入れる人たちの両方が出会って良かったと思えるような交流の未来をつくっていきたいと思います。