2018年5月から携わらせて貰っていた高校生1年生を対象としたプレゼンテーション講座の前期が夏休みを挟んで今月からはじまります。
7月で7回の授業が終わり、相手の言葉を介して伝えたい相手が受け取りやすい言葉で自分のことを語るようになってきました。
このプレゼンテーションの講座では事前に暗記した言葉を一方的に話す事にとどまらず、相手の違いや価値観も受け入れる対話も意識しながら伝え合う関係を大切にしています。
プレゼンテーションは話す技術に重きを置かれがちですが一方的に話したいことを話すのではなく、お互いの掛け合いによる分かち合いだと思っています。そのために、相手が何を思っているのか、感じているのか、相手との関係の中でつくりあげていくことが大切です。
伝える技術よりも伝わるために話すこと・聴くことの繰り返しに重きをおきました。始めの頃は初対面でお互い遠慮がちでしたが7回の授業をみんなでつくりあげる中で徐々に伝え合える関係になっています。
また、この授業のために平日の時間を割いてくれた大人が混ざり、教室に多様性を持ち込んできれたことも大きかったです。価値観や想いが交ざり合う事で高校生にとってはもちろん、大人にとっても大きな学びとなりました。
自信を持って自分の過去や趣味、やりたいことを話す姿や相手の話に耳を傾ける姿勢、自分の考えていることや想っていることをお互いに開いていける環境になっていることに喜びを感じます。
9月からは新たな挑戦を迎えるため、津屋崎ブランチ代表の山口さんが残りの3回を担当します。最期に「やりたいことを形に、夢に」と言うテーマで、高校生の頃から今までを振り返りながら最後のメッセージを送ることができました。
最期まで関われないのが残念ですが、授業に関わってくれた方々が残り3回もアシストしてくれるので全体での発表もきっといいものになると思います。
高校生の成長を感じながら、自分にとっても高校生にとってもこれからの一歩を踏み出す溜めの時間を共に過ごせたことに感謝です。